昨日今日と、気温の高い晴れの日が続いていますが、
そうかと思うとゲリラ豪雨。
今日は良い天気だな〜なんて思っていても、
いつゲリラ豪雨が来るのか分からないので、
濡れても良いような服装で最近は出掛けています。
今月に入って、浴衣の撮影もだいぶ落ち着いてきましたが、
梅雨前までのロケ撮影は、日没との戦い。
やや日が落ちてくる16時くらいを過ぎると、
光の具合も分刻みで変わってきてしまうので、
カメラマンさんを困らせないように、
ひたすら必死にスピード着付け。
対して梅雨時期のロケ撮影は、ゲリラ豪雨との戦い。
さっきまで雲ひとつない晴天だったとしても、
どこからか突然鳴り出すゴロゴロゴロ〜。
そんな音に驚き、空を見ると、真っ黒な雲が近づいてくる。
そんな時も、ただひたすらにスピード着付け。超必死。
必死で着付けて、急いで撮影して、
「OKで〜す!」の声と共に屋内に逃げるように退散。
その後すぐに降り出す豪雨を見ながら、
ホッとした気持ちと(雷さまに?)勝ち誇ったような気分になったり。
でもたまに、迫り来る黒い雲にドキドキしながら
必死で着付けるものの、間に合わない時も・・・
ゲリラ豪雨はすぐにやむことがわかっていても、
その間は、激しく降る様子を見ながら、ただただ通り過ぎるのを待つばかり・・・
着付けた後のモデルさんは、
シワが付くといけないので、
撮影が終わるまでは、下の方に置いてあるモノを取るのも遠慮していただくくらい、
なるべく動かないようにして、必ず立っててもらうのですが、
そんなゲリラ豪雨通過待ちをしているときには、
立って待ってもらっているモデルさんの姿を見ながら、
「ごめんなさいT_T」と思ってみたり。
ロケ撮影の時には、いつも以上に着付けのスピード感を求められるので、
撮影中は変な汗がびっちょりですが、
自然のスピードと、着付けのスピード。
避けては通れないそんなスピード対決に負けないように焦りつつも、
梅雨時期のロケ撮影は、独特の楽しさがあります。
そしてきっとこの梅雨時期が、
なんだかんだ言っても、一番着付けが上達していそう。
そう考えたら、ゲリラ豪雨に感謝です。笑
ゲリラ豪雨に感謝しながら、
さらなる素早い着付けを目指して頑張ります。
↓記事の内容とまったく関係ないですが、
本日伊勢丹新宿にて行われていた、
江戸小紋職人・廣瀬染工場4代目の廣瀬雄一さんによる染め実演。
今日は、江戸小紋の中でも最も格が高いとされる「鮫」を染めていましたよ^_^
染めている工程をこんなに近くで見れる機会はなかなかないので、
お近くの方は是非、伊勢丹新宿7Fへ足を運んでみてください!
廣瀬さんの江戸小紋の他、
awai、トリエ、千花、カレンブロッソ、神田胡蝶さんなどなど、
夏の着こなしをメインとした様々なアイテムをたくさん見れますよ!
来週、17日(火)まで開催しています☆
(廣瀬さんの染め実演は、15日(日)が最後です。)