江波戸玲子さんの「おとなの半幅帯」展に行って来ました。
江波戸さんのブランドである「PONNALET(ポンナレット)」は、
ラオスやカンボジアの手織り布を使って制作されているのですが、
様々な色柄の布が組み合わされて作られている半幅帯は、
モダンでいてシックな雰囲気もあって、本当に魅力的なものばかり。
独特の深みのある色合いと、光沢の美しさが伝わるでしょうか?
無地の紬にPONNALETの半幅帯を合わせると、この存在感!
地味でもなく派手でもない。
ふと目に入ってくるような、程よい存在感を放ってくれるんです。
色柄の組み合わせは、実に様々で、
放つ印象も一本一本異なります。
こちらの半幅帯は、色味をグッと押さえたシックな印象。
半幅帯のほかにも、様々な商品を作られていますが、こちらは名古屋帯。
こういう色柄の帯って、本当に合わせやすくて重宝しますよね。
ラオスやカンボジアの生地が鼻緒に使われた草履。
こちらも独特な存在感がありますが、
その生地の両脇から無地の裏地が見えるような仕立てになっているので、
すっきりと引き立つ足元を楽しめそうです。
そして、江波戸さんセレクトの帯留め。
こちらもまたとっても素敵なんです!
上記の作家さんの作品の中でのお気に入り。
富士山の帯留め。
なんともいえない質感と柔らかなフォルム、そして色合い。
裏は金具ではなく、三分紐を通せるようにくり抜くように作られているので、
前帯で厚みが出すぎることもなく、すっきりと収まるんだとか。
こちらは、生地で作られた帯留め。
程よい大きさで、帯に合わせると驚くほどスッと馴染みます。
他ではなかなか見かけない帯留めですよね。
江波戸さんは、PONNALETのほかにも、
クロマニヨンというブランドもやられています。
クロマニヨンは、クロマーとカンボジアの人たちの笑顔に魅せられた
「布好き」「旅好き」「暮らし好き」の女性3人が、
2007年に立ち上げたクロマーのブランド。
この日は、様々な色柄や風合いのストールが並んでいました。
大判サイズなので、着物のときはもちろん、
洋服の時でも合わせられるので、活用の場が幅広そうです!
そして、江波戸さんの着こなし。
いつもお会いするたびに、PONNALETの半幅帯をされているのですが、
半幅帯をこんなに素敵に着こなす方を初めてお見かけしたのではないかと思うほど、
初対面の時には、その着姿に衝撃が走りまして・・・
それ以来、江波戸さんの着こなしに注目しているのです^_^
江波戸さんにお会いしてから、ラオスやカンボジアの生地の美しさを知りました。
PONNALET、注目していただきたいブランドです!
http://www.ponnalet.com/
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