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    吉田ユニ展「IMAGINATOMY」

    • 2014.11.23 Sunday
    • 11:15

    独特の世界観を持つ作品が、以前からとっても気になっていた
    吉田ユニさんの個展「IMAGINATOMY」へ行ってきました。




    吉田ユニさんは、
    ラフォーレ原宿のキャンペーンビジュアルや、野田秀樹演出舞台の広告、木村カエラ、
    Chara、AKB48、中川翔子らのCDジャケットなど著名アーティストの作品を数多く手掛けるほか、
    Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO、THEATRE PRODUCTS、J-WAVE、ワコール、
    Afternoon Tea、三越伊勢丹など国内外の名だたる企業やブランドから
    数多くのラブコールを受けるアートディレクター。


    どこかしらファンタジーで、どこかしら毒気があって。

    そんなユニさんの作品は、
    一度目にしたら、しばらくその場から動けなくなってしまうほどの
    独特の世界観で表現されていて、
    作品を見るたびに、深く深く考えさせられます。














    今回の個展では、
    入ってすぐにこのビジュアル。



    ユニさんの作品で好きなところのひとつが「アナログな表現」。
    このビジュアルも、なんと肌や髪のグレーの部分は、すべてスプレーで塗られています。
    デジタルが進化する近年では、合成などの技術はいくらでも使えるであろうに、
    あえてこの表現を選ぶ。

    その制作方法には、本当に脱帽です・・・






    こちらの木村カエラさんの作品も、合成ではなく、すべて肌にペイントされています。
    「シンプル」だけど、サラッと通り過ぎることはできない
    思わず足を止めて見入ってしまうほどの、独特の世界観。








    また、今回の個展では、
    ラフや撮影風景などの制作過程も、コラージュされて展示されています。






    ファンタジーであって、毒気があって。

    何度見ても、この独特の世界観には目を奪われます。


    吉田ユニさんの個展は、明日24日まで。
    興味のある方は是非ご覧ください!