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    「Tranceflora - エイミの光るシルク」展

    • 2015.04.26 Sunday
    • 00:00

    映像や音楽、パフォーマンス作品などを発表している
    現代美術家・スプツニ子!さんの企画展へ。



    今回の企画展では、
    農業生物資源研究所とコラボレーションし、
    「光るシルク」などの3種類のシルクを扱った
    インスタレーションや写真が展示されています。

    「光るシルク」は、
    なんとクラゲやサンゴの蛍光タンパク質を利用して作られているそう。
    蛍光タンパク質を作る遺伝子を、カイコの卵に注射して、
    染色体に組み込むことで「光るカイコ」になるんだとか。




    ブラックライトを当てると、驚くほど光ります。



    そんな「光るシルク」をふんだんに使った会場のインスタレーション。
    入り口でメガネを渡されたので、覗いてみると、
    青白く光り輝いていた繭が、3色の色合いに変化して見えます。
    メガネを通して見える視界が、実際の色なんだそう。




    左がメガネなしの視界。右がメガネからの視界。




    その他、「光るシルク」で織られたファブリックで作られた
    「エイミの光るドレス」も展示されています。
    メガネを通して見てみると、
    ファブリックの織り柄が浮かび上がってくるかのように光り輝くこの不思議。




    下記が、メガネを通して見た「エイミの光るドレス」。
    メガネなしのドレスではほとんど見えなかった織り柄がくっきり。




    ところで、今回の展覧会にて出てくる名前「エイミ」。
    この「エイミ」が何者なのかは、是非会場で体感して頂きたいです。








    以前、「ハイヒール付き月面ローバー」の制作現場を、
    ドキュメント番組で見てからずっと気になっていた「スプツニ子!」さん。

    その時も、ものすごい思考回路をしている方だなぁ、と感じましたが、
    今回の展覧会を見てみて、やはり「すごい思考回路だなぁ」と。

    現実になるかもしれないけど、ならないかもしれない。

    そういうまだ途中経過なことを具現化するって
    絶対に不可能なことだと思っていたけれど、
    できる人もいるんだなぁ、と、
    ますます気になる存在になりました。


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    HP

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