先日のMadonnaのライブ。
撮影OKなライブなので、
instagramにて沢山の画像や動画を見る事ができました。
メインダンサーは、日本人ユニットのAyaBambi。
裃のようなフォルムに葛飾北斎の描いた波がモチーフの衣裳を着て、
扇を持って踊っていたり、
映像には、富士山や五重塔など、
ところどころに日本を感じさせる演出があって。
そんな光景を見ながら、
「外から見た日本のイメージって、こんな風景や色合いなんだろうなぁ・・・」と、
とても参考になりました。
というのも、普段着物を仕事としているので、
「日本のイメージ」と向き合うような時には、
日本的な感覚が常に近くに居過ぎて、どうしても見えにくくなってしまっていて。
また、「色の感覚」や「柄のイメージ」に関しては、
同じ業種の方との仕事は、イメージの温度差が少なく、
とてもスムーズに進んで、何も違和感がないのですが、
他業種の方と仕事をする時には、このイメージの温度差というものを物凄く感じるのです。
この温度差や違和感を摺り合わせるのに、
苦労することが多いのですが、
そう思う反面、このイメージのズレはとても興味深く、
私の凝り固まった頭を柔軟にしてくれる貴重な時間でもあります。
そして、今回のMadonnaのライブ映像を見たことで、
日本のイメージに関して、また新たに視野が広がった気がします。
どこにどんな価値観が転がっているのか、
発見があるのか、わからないものですね。
最後にもうひとつ。
AyaBambiの存在感たるや、「素晴らしい!」の一言。
視界に入ってくるやいなや、
強烈な存在感を残していく。
とても魅力的で、かっこよくて、可愛らしい。
もういくらでも語れそう。笑
それくらい、素晴らしい存在感。最高。
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